8.2. データのバージョン管理
Data Grid は、simple と external の 2 つの形式のデータバージョン管理をサポートします。simple バージョン管理は、書き込みスキューチェックのトランザクションキャッシュで使用されます。
external バージョン管理は、Data Grid を Hibernate で使用する場合など、Data Grid 内のデータバージョン管理の外部ソースをカプセル化するために使用され、そのデータバージョン情報をデータベースから直接取得します。
このスキームでは、バージョンに渡すメカニズムが必要になり、オーバーロードされたバージョン put()
および putForExternalRead()
が、AdvancedCache
で提供され、外部データバージョンを取り込みます。その後、これは InvocationContext
に保管され、コミット時にエントリーに適用されます。
external バージョン管理の場合、書き込みスキューチェックは実行できず、実行されません。