2.2. キャッシュへのバックアップの場所の追加
Data Grid がこれらのクラスターのキャッシュにデータを複製できるように、リモートサイトの名前を指定します。
手順
- Data Grid 設定を開いて編集します。
-
backups
要素をキャッシュ設定に追加します。 -
リモートサイトの名前をバックアップの場所として指定します。
たとえば、LON 設定で、NYC をバックアップとして指定します。 -
各サイトが他のサイトのバックアップになるように、各クラスターで上記の手順を繰り返します。
たとえば、NYC のバックアップとして LON を追加する場合、LON のバックアップとして NYC も追加する必要があります。 - Data Grid 設定を保存して閉じます。
バックアップの設定
以下の例は、LON クラスターの "customers" キャッシュ設定を示しています。
XML
<replicated-cache name="customers"> <backups> <backup site="NYC" strategy="ASYNC" /> </backups> </replicated-cache>
JSON
{ "replicated-cache": { "name": "customers", "backups": { "NYC": { "backup" : { "strategy" : "ASYNC" } } } } }
YAML
replicatedCache: name: "customers" backups: NYC: backup: strategy: "ASYNC"
以下の例は、NYC クラスターの "customers" キャッシュ設定を示しています。
XML
<distributed-cache name="customers"> <backups> <backup site="LON" strategy="ASYNC" /> </backups> </distributed-cache>
JSON
{ "distributed-cache": { "name": "customers", "backups": { "LON": { "backup": { "strategy": "ASYNC" } } } } }
YAML
distributedCache: name: "customers" backups: LON: backup: strategy: "ASYNC"
関連情報