1.2. リレーノード
リレーノードは、Data Grid クラスターのノードであり、バックアップの場所から要求を送受信します。
ノードがリレーノードではない場合、バックアップリクエストをローカルのリレーノードに転送する必要があります。リレーノードのみが、バックアップロケーションにリクエストを送信できます。
最適なパフォーマンスを得るには、すべてのノードをリレーノードとして設定する必要があります。これにより、クラスター内の各ノードがバックアップ要求をローカルリレーノードに転送しなくても、リモートサイトに直接バックアップできるため、バックアップ要求の速度が向上します。
このドキュメントの図では、JGroups RELAY2 プロトコルのデフォルトが 1 つのリレーノードを持つ Data Grid クラスターであることから、これを示しています。同様に、クラスター内の各リレーノードは、リモートクラスター内の各リレーノードと通信するため、1 つのリレーノードの方が説明がしやすくなります。
JGroups 設定では、リレーノードを"site master"ノードと呼びます。Data Grid は、よりわかりやすく、ユーザーにとってより直感的な選択肢を提供するため、代わりにリレーノードを使用します。