第16章 Data Grid Operator を使用したキャッシュの作成
Cache
CR を使用して、Data Grid Operator でキャッシュ設定を追加し、Data Grid がデータを保存する方法を制御します。
16.1. Data Grid キャッシュ
キャッシュ設定はデータストアの特性および機能を定義し、Data Grid スキーマで有効である必要があります。Data Grid は、キャッシュ設定を定義する XML または JSON 形式のスタンドアロンファイルを作成することを推奨します。検証を容易にし、Java などのクライアント言語で XML スニペットを維持する必要がある状況を回避するために、Data Grid 設定をアプリケーションコードから分離する必要があります。
OpenShift で実行されている Data Grid クラスターでキャッシュを作成するには、以下を行う必要があります。
-
Cache
CR を OpenShift フロントエンドでキャッシュを作成するためのメカニズムとして使用します。 -
Batch
CR を使用して、スタンドアロン設定ファイルから一度に複数のキャッシュを作成します。 - Data Grid コンソール にアクセスし、XML または JSON 形式でキャッシュを作成します。
Hot Rod または HTTP クライアントを使用できますが、特定のユースケースでプログラムによるリモートキャッシュの作成が必要でない限り、Data Grid は Cache
CR または Batch
CR を推奨します。
キャッシュ CR
-
Cache
CR は Data Grid サービス Pod にのみ適用されます。 -
各
Cache
CR は、Data Grid クラスター上の単一のキャッシュに対応します。