2.5. 競合解決アルゴリズムの設定


別のアルゴリズムを使用してバックアップの場所間の競合するエントリーを解決するように Data Grid を設定します。

手順

  1. Data Grid 設定を開いて編集します。
  2. 競合するエントリーを解決するマージポリシーとして、Data Grid アルゴリズムまたはカスタム実装のいずれかを指定します。
  3. 編集用に Data Grid 設定を保存して閉じます。

Data Grid アルゴリズム

ヒント

org.infinispan.xsite.spi.XSiteMergePolicy 列挙で、すべての Data Grid アルゴリズムと説明を検索します。

以下の設定例では、両方のサイトから競合するエントリーを削除する ALWAYS_REMOVE アルゴリズムを使用します。

XML

<distributed-cache>
   <backups merge-policy="ALWAYS_REMOVE">
      <backup site="LON" strategy="ASYNC"/>
   </backups>
</distributed-cache>

JSON

{
  "distributed-cache": {
    "backups": {
      "merge-policy": "ALWAYS_REMOVE",
      "LON": {
        "backup": {
          "strategy": "ASYNC"
        }
      }
    }
  }
}

YAML

distributedCache:
  backups:
    mergePolicy: "ALWAYS_REMOVE"
    LON:
      backup:
        strategy: "ASYNC"

カスタム競合解決アルゴリズム

カスタムの XSiteEntryMergePolicy 実装を作成する場合は、完全修飾クラス名をマージポリシーとして指定することができます。

XML

<distributed-cache>
   <backups merge-policy="org.mycompany.MyCustomXSiteEntryMergePolicy">
      <backup site="LON" strategy="ASYNC"/>
   </backups>
</distributed-cache>

JSON

{
  "distributed-cache": {
    "backups": {
      "merge-policy": "org.mycompany.MyCustomXSiteEntryMergePolicy",
      "LON": {
        "backup": {
          "strategy": "ASYNC"
        }
      }
    }
  }
}

YAML

distributedCache:
  backups:
    mergePolicy: "org.mycompany.MyCustomXSiteEntryMergePolicy"
    LON:
      backup:
        strategy: "ASYNC"

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