第5章 JMX 経由のクロスサイト操作の実行
状態遷移のプッシュや JMX 経由でサイトをオンラインにするなど、クロスサイト操作を実行します。
5.1. JMX MBean の登録
Data Grid は、統計の収集と管理操作の実行に使用できる JMX MBean を登録できます。統計を有効にする必要もあります。そうしないと、Data Grid は JMX MBean のすべての統計属性に 0
値を提供します。
重要
Data Grid がアプリケーションに埋め込まれており、リモート Data Grid サーバーが使用されていない場合にのみ、統計を収集するのに JMX Mbean を使用します。
リモート Data Grid サーバーから統計を収集するために JMX Mbean を使用する場合、JMX Mbean から受信したデータは、REST などの他の API から受信したデータと異なる場合があります。このような場合、他の API から受信したデータの方が正確です。
手順
- Data Grid 設定を開いて編集します。
-
jmx
要素またはオブジェクトをキャッシュコンテナーに追加し、enabled
属性またはフィールドの値としてtrue
を指定します。 -
domain
属性またはフィールドを追加し、必要に応じて JMX MBean が公開されるドメインを指定します。 - クライアント設定を保存して閉じます。
JMX の設定
XML
<infinispan> <cache-container statistics="true"> <jmx enabled="true" domain="example.com"/> </cache-container> </infinispan>
JSON
{ "infinispan" : { "cache-container" : { "statistics" : "true", "jmx" : { "enabled" : "true", "domain" : "example.com" } } } }
YAML
infinispan: cacheContainer: statistics: "true" jmx: enabled: "true" domain: "example.com"