第4章 cn=monitor
サーバーの監視に使用される情報は cn=monitor
下に保存されます。このエントリーとその子は読み取り専用で、クライアントは直接変更できません。サーバーはこの情報を自動的に更新します。このセクションでは、cn=monitor
属性を説明します。アクセス制御の設定向けにユーザーが変更できる属性は aci
属性のみです。
cn=config
の nsslapd-counters
属性が on
(デフォルト設定) に設定されている場合は、32 ビットマシンや、32 ビットバージョンの Directory Server でも、Directory Server インスタンスにより保持されるすべてのカウンターは、64 ビットの整数を使用して増分します。cn=monitor
エントリーでは、opsinitiated
、opscompleted
、entriessent
、および bytessent
カウンターで 64 ビットの整数が使用されます。
nsslapd-counters
属性は、これらの特定のデータベースおよびサーバーカウンターの 64 ビットサポートを有効にします。64 ビットの整数を使用するカウンターは設定できません。64 ビットの整数は、許可されるすべてのカウンターに対して有効であるか、許可されているすべてのカウンターに対して無効にされます。
4.1. backendMonitorDN
この属性は、各 Directory Server データベースバックエンドの DN を示します。データベースの監視に関する詳細は、以下のセクションを参照してください。