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3.2. コマンドラインを使用した読み取り専用モードでのデータベースの設定

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この手順では、Directory Server データベースをコマンドラインで読み取り専用モードに切り替える方法を説明します。

手順

  1. 接尾辞とそれに対応するデータベースをリスト表示します。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com backend suffix list
    dc=example,dc=com (userroot)
    o=test (test_database)

    切り替えるデータベースの名前または接尾辞を書き留めておきます。

  2. --enable-readonly パラメーターで読み取り専用モードを有効にし、名前または接尾辞でデータベースを指定します。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com backend suffix set --enable-readonly "test_database"

検証

  • ディレクトリーへの書き込み操作を試行します。以下に例を示します。

    # ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -H ldap://server.example.com -x
    dn: dc=example,dc=com
    changetype: modify
    add: description
    description: foo

    サーバーは、実行を拒否するはずです。

    modifying entry "dc=example,dc=com"
    ldap_modify: Server is unwilling to perform (53)
    	additional info: Server is read-only
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