11.3. CLI を使用した USB デバイスのブロックと許可


ターミナルで usbguard コマンドを使用すると、特定の USB デバイスを許可、ブロック、または拒否するように USBGuard を設定できます。この設定は、USBGuard が実行されている限り維持されます。USBGuard では、block および reject は以下の意味で使用されます。

block
今はこのデバイスとやり取りしません。
reject
このデバイスは存在しないものとして無視します。

前提条件

  • usbguard サービスがインストールされ、実行中である。

手順

  1. USBGuard によって認識されるデバイスをリスト表示して、USB デバイスの ID を特定します。

    # usbguard list-devices
    1: allow id 1d6b:0002 serial "0000:00:06.7" name "EHCI Host Controller" hash "JDOb0BiktYs2ct3mSQKopnOOV2h9MGYADwhT+oUtF2s=" parent-hash "4PHGcaDKWtPjKDwYpIRG722cB9SlGz9l9Iea93+Gt9c=" via-port "usb1" with-interface 09:00:00
    ...
    6: block id 1b1c:1ab1 serial "000024937962" name "Voyager" hash "CrXgiaWIf2bZAU+5WkzOE7y0rdSO82XMzubn7HDb95Q=" parent-hash "JDOb0BiktYs2ct3mSQKopnOOV2h9MGYADwhT+oUtF2s=" via-port "1-3" with-interface 08:06:50
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  2. デバイスがシステムとやり取りすることを許可します。

    # usbguard allow-device <ID>
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  3. デバイスの許可を解除し、デバイスを削除します。

    # usbguard reject-device <ID>
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  4. デバイスの許可を解除し、デバイスを保持します。

    # usbguard block-device <ID>
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