第39章 アイデンティティー管理機能を提供するシステムロール
rhel-system-roles パッケージに含まれる RHEL システムロールを探索します。これらのロールは、証明書管理や Active Directory との統合といったタスクにおいて、ansible-freeipa を補完する役割を果たします。
Red Hat Enterprise Linux Server のサブスクリプションが接続されているシステムには、以下の rhel-system-roles をインストールできます。
ad_integrationロール組織で Microsoft Active Directory (AD) を使用してユーザー、グループ、およびその他のリソースを集中管理している場合は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) ホストを Microsoft AD に参加させることができます。その後、AD ユーザーが RHEL にログインできるようになり、認証された AD ユーザーが RHEL ホスト上のサービスを利用できるようになります。
ad_integrationRHEL システムロールを使用すると、Red Hat Enterprise Linux システムの Active Directory (AD) ドメインへの統合を自動化できます。注記ad_integrationロールは、Red Hat Enterprise Linux 環境で Identity Management (IdM) を使用せずに直接 AD 統合を使用するデプロイメント用です。IdM 環境の場合は、ansible-freeipaロールを使用します。certificateシステムロール- このロールを使用すると、証明書の発行、更新、失効といった一般的な PKI 操作に加え、鍵の管理や CRL の公開を行うことができます。