第12章 セキュリティー
semanage fcontext -lの出力における順序の修正
以前は、semanage fcontext -l コマンドは、ユーザーが追加した順序で SELinux ルールを出力しず、
restorecon
ユーティリティーがそれを使用していました。これは、ユーザーにルールが表示されている順序が restorecon の実行順序と一致しなかったため、SELinux ルールの管理時に問題が発生する可能性がありました。この問題を修正するためにパッチが適用され、semanage fcontext -l に正しい順序と想定される順序でルールが表示されるようになりました。(BZ#1206767)