2.5. インストール後の手順
以下は、Red Hat Enterprise Linux のインストール直後に実行する必要があるセキュリティー関連の手順です。
- システムを更新します。root で以下のコマンドを入力します。
~]# yum update
- ファイアウォールサービスの
firewalld
は、Red Hat Enterprise Linux のインストールで自動的に有効になっていますが、キックスタート設定などで明示的に無効となっている場合もあります。このような場合は、ファイアウォールを再度有効にすることが推奨されます。firewalld
を開始するには、root で次のコマンドを実行します。~]# systemctl start firewalld ~]# systemctl enable firewalld
- セキュリティーを強化するために、不要なサービスは無効にしてください。たとえば、コンピューターにプリンターがインストールされていない場合は、以下のコマンドを使用して cups サービスを無効にします。
~]# systemctl disable cups
アクティブなサービスを確認するには、次のコマンドを実行します。~]$ systemctl list-units | grep service