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4.10. Red Hat HA パッケージおよびエージェントのインストール

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すべてのノードで以下の手順を実行します。

手順

  1. SSH ターミナルセッションを起動し、管理者名とパブリック IP アドレスを使用して仮想マシンに接続します。

    $ ssh administrator@PublicIP

    Azure 仮想マシンのパブリック IP アドレスを取得するには、Azure ポータルで仮想マシンプロパティーを開くか、以下の Azure CLI コマンドを入力します。

    $ az vm list -g <resource-group> -d --output table

    以下に例を示します。

    [clouduser@localhost ~] $ az vm list -g azrhelclirsgrp -d --output table
    Name    ResourceGroup           PowerState      PublicIps        Location
    ------  ----------------------  --------------  -------------    --------------
    node01  azrhelclirsgrp          VM running      192.98.152.251    southcentralus
  2. 仮想マシンを Red Hat に登録します。

    $ sudo -i
    # subscription-manager register --auto-attach
    注記

    --auto-attach コマンドが失敗する場合は、手動で仮想マシンをサブスクリプション登録します。

  3. すべてのリポジトリーを無効にします。

    # subscription-manager repos --disable=*
  4. RHEL 8 サーバーの HA リポジトリーを有効にします。

    # subscription-manager repos --enable=rhel-8-for-x86_64-highavailability-rpms
  5. すべてのパッケージを更新します。

    # yum update -y
  6. High Availability チャネルから、Red Hat High Availability Add-On ソフトウェアパッケージと Azure フェンスエージェントをインストールします。

    # yum install pcs pacemaker fence-agents-azure-arm
  7. hacluster ユーザーは、前の手順で pcs および pacemaker のインストール時に作成されました。すべてのクラスターノードに hacluster のパスワードを作成します。すべてのノードに同じパスワードを使用します。

    # passwd hacluster
  8. firewalld.service がインストールされている場合は、RHEL ファイアウォールに 高可用性 サービスを追加します。

    # firewall-cmd --permanent --add-service=high-availability
    # firewall-cmd --reload
  9. pcs サービスを起動し、システムの起動時に開始できるようにします。

    # systemctl start pcsd.service
    # systemctl enable pcsd.service
    
    Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/pcsd.service to /usr/lib/systemd/system/pcsd.service.

検証

  • pcs サービスが実行していることを確認します。

    # systemctl status pcsd.service
    pcsd.service - PCS GUI and remote configuration interface
    Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/pcsd.service; enabled; vendor preset: disabled)
    Active: active (running) since Fri 2018-02-23 11:00:58 EST; 1min 23s ago
    Docs: man:pcsd(8)
              man:pcs(8)
    Main PID: 46235 (pcsd)
      CGroup: /system.slice/pcsd.service
              └─46235 /usr/bin/ruby /usr/lib/pcsd/pcsd > /dev/null &
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