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第13章 半自動インストール: RHEL インストーラーへのキックスタートファイルの提供

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キックスタートファイルの準備ができたら、それをインストール先システムへのインストールに使用できるようになります。

13.1. ローカルボリューム上でのインストールファイルの共有

この手順では、インストールするシステムのボリュームにキックスタートスクリプトファイルを保存する方法を説明します。この方法により、別のシステムは必要なくなります。

前提条件

  • USB スティックなど、インストールするマシンに移動できるドライブがある。
  • ドライブには、インストールプログラムで読み取ることができるパーティションが含まれている。対応しているタイプは、ext2ext3ext4xfs、および fat です。
  • ドライブがシステムに接続されており、そのボリュームがマウントされている。

手順

  1. ボリューム情報のリストを表示し、キックスタートファイルをコピーするボリュームの UUID をメモします。

    # lsblk -l -p -o name,rm,ro,hotplug,size,type,mountpoint,uuid
  2. ボリュームのファイルシステムに移動します。
  3. このファイルシステムにキックスタートファイルをコピーします。
  4. inst.ks= オプションを使用して後で使用する文字列をメモしておきます。この文字列の形式は hd:UUID=volume-UUID:path/to/kickstart-file.cfg です。パスは、ファイルシステムシステム階層の / (root) ではなく、ファイルシステムの root に相対的になります。volume-UUID を、上記の UUID に置き換えます。
  5. ドライブボリュームのマウントをすべて解除します。

    # umount /dev/xyz ...

    スペースで区切って、コマンドにすべてのボリュームを追加します。

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