7.4. OpenShift での Camel Spring Boot XA クイックスタートの実行


この手順では、実行中の単一ノードの OpenShift クラスターでクイックスタートを実行する方法を説明します。

手順

  1. Camel Spring Boot XA プロジェクトをダウンロードします。

    git clone https://github.com/jboss-fuse/spring-boot-camel-xa
  2. spring-boot-camel-xa ディレクトリーに移動し、以下のコマンドを実行します。

    mvn clean install
  3. OpenShift サーバーにログインします。

    oc login -u developer -p developer
  4. test という名前のプロジェクト namespace が存在しない場合は作成します。

    oc new-project test

    test プロジェクト namespace がすでに存在する場合は、以下のコマンドを使用して切り替えます。

    oc project test
  5. 依存関係をインストールします。

    • OpenShift カタログから、ユーザー名 theuser とパスワード Thepassword1! を使用して、postgresql をインストールします。
    • OpenShift カタログから、ユーザー名 theuser とパスワード Thepassword1! を使用して、A-MQ ブローカーをインストールします。
  6. 準備されたステートメントを受け入れるように PostgreSQL データベースを変更します。

    oc env dc/postgresql POSTGRESQL_MAX_PREPARED_TRANSACTIONS=100
  7. トランザクションログの永続ボリュームクレームを作成します。

    oc create -f persistent-volume-claim.yml
  8. クイックスタートをビルドおよびでデプロイします。

    mvn fabric8:deploy -P openshift
  9. レプリカの数を必要に合わせてスケールアップします。

    oc scale statefulset spring-boot-camel-xa --replicas 3

    注記: Pod 名はトランザクションマネージャー ID として使用されます (spring.jta.transaction-manager-id プロパティー)。また、現在の実装によってトランザクションマネージャー ID の長さも制限されます。よって、以下の点に注意してください。

    • StatefulSet の名前はトランザクションシステムの識別子であるため、変更しないでください。
    • Pod の名前が 23 文字以下になるように StatefulSet の名前を付ける必要があります。Pod 名は、<statefulset-name>-0, <statefulset-name>-1 のような慣例を使用して、OpenShift によって作成されます。Narayana はできる限り、同じ ID を持つリカバリーマネージャーが複数存在しないようにするため、Pod 名が制限よりも長い場合は、最後の 23 バイトがトランザクション ID として適用されます (ーなどの一部の文字の削除後)。
  10. クイックスタートが実行されたら、以下のコマンドを使用してベースサービス URL を取得します。

    NARAYANA_HOST=$(oc get route spring-boot-camel-xa -o jsonpath={.spec.host})
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.