付録F JVM のチューニングによる Linux コンテナー内での実行
F.1. 概要
JVM エルゴノミクス による、ガベッジコレクター、ヒープサイズ、およびランタイムコンパイラーのデフォルト値の設定を許可すると、Linux コンテナー内部で実行している Java プロセスは想定どおりに動作しません。java -jar mypplication-fat.jar
などのチューニングパラメーターを使用せずに Java アプリケーションを実行すると、JVM はコンテナーの制限 ではなく、ホストの制限を基にして複数のパラメーターを自動的に設定します。
このセクションでは、コンテナーの制限を考慮してデフォルト値が算出されるよう、Linux コンテナー内部で Java アプリケーションをパッケージ化するための情報を提供します。