11.2. Event Driven Consumer


概要

図11.1「Event Driven Consumer パターン」 に示される Event Driven Consumer パターン は、Apache Camel コンポーネントでコンシューマーエンドポイントを実装するためのパターンの 1 つであり、Apache Camel でカスタムコンポーネントを開発する必要があるプログラマーにのみ関係があります。既存のコンポーネントには、すでに何らかのコンシューマー実装パターンが組み込まれています。

図11.1 Event Driven Consumer パターン

Event Driven Consumer パターン

このパターンに準拠するコンシューマーは、受信メッセージを受け取るたびに、メッセージングチャネルまたはトランスポート層から自動的に呼び出されるイベントメソッドを提供します。Event Driven Consumer パターンの特徴の 1 つは、コンシューマーエンドポイントそれ自体は受信メッセージを処理するためのスレッドを提供しないことです。代わりに、基礎となるトランスポートまたはメッセージングチャネルが、公開されたイベントメソッドを呼び出す際に暗黙的に処理用のスレッドを提供します (イベントメソッドはメッセージ処理の期間中そのスレッドをブロックします) 。

この実装パターンの詳細については、「コンシューマーパターンおよびスレッド」 および 41章Consumer インターフェイス を参照してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.