3.3. Slack 統合のための動作グループの作成
動作グループは、通知サービスが特定のイベントを受信したときに、Slack などの外部サービスにどの通知を送信するかを定義します。イベントは、Red Hat Hybrid Cloud Console サービスから動作グループにリンクできます。
前提条件
- Organization Administrator または Notifications administrator のパーミッションを持つユーザーとして Hybrid Cloud Console にログインしている。
- Slack 統合を設定している。
手順
- Hybrid Cloud Console で、Settings > Notifications に移動します。
- Notifications で Configure Events を選択します。
- イベント通知動作を設定するアプリケーションバンドルタブ (Red Hat Enterprise Linux、Console、または OpenShift) を選択します。
- Behavior Groups タブをクリックします。
- Create behavior group ウィザードを開くには、Create new group をクリックします。
- 動作グループの名前を入力し、Next をクリックします。
- Actions and Recipients ステップで、Actions ドロップダウンリストから Integration: Slack を選択します。
Recipient ドロップダウンリストから、作成した統合の名前 (たとえば、My Slack notifications) を選択し、Next をクリックします。
- Associate event types ステップで、通知を送信する 1 つ以上のイベント (Policies: Policy triggered など) を選択し、Next をクリックします。
動作グループの設定を確認し、Finish をクリックします。新しい動作グループは、Behavior Groups タブの Notifications > Configure Events ページに表示されます。
注記複数の動作グループを作成および編集して、通知サービスがサポートする追加のプラットフォームを含めることができます。
Settings > Integrations の順に選択し、Communications タブをクリックします。Slack インテグレーションがイベントを Slack に送信する準備ができると、Last connection attempt 列に Ready が表示されます。通知が Slack に正常に到達した場合は、Last connection attempt 列に Success と表示されます。
検証
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Hybrid Cloud Console 通知をトリガーするイベントを作成します。たとえば、ポリシーイベントをトリガーするシステムで
insights-client
を実行します。 - 数分待ってから Slack に移動します。
- Slack チャネルで、Hybrid Cloud Console からの通知を確認します。
Hybrid Cloud Console で、Settings > Notifications > Event Log に移動して、Integration: Slack のラベルが表示されているイベントを確認します。
- ラベルが緑色であれば、通知は成功しています。
- ラベルが赤色の場合は、インテグレーションを調整する必要がある可能性があります。
インテグレーションが想定どおりに機能しない場合は、受信 Webhook コネクターが Slack で適切に作成されていること、および正しい受信 Webhook URL が Hybrid Cloud Console インテグレーション設定に追加されていることを確認してください。
注記詳細は、通知ドキュメントの イベントログおよびインテグレーション設定での通知の失敗 を参照してください。