6.4. curl コマンドを使用して HTTP/2 が有効になっていることを確認する
curl
コマンドラインツールを使用して、HTTP/2 が有効化されていることを確認できます。
Red Hat Enterprise Linux 7 以前で提供される curl
パッケージは、HTTP/2 をサポートしていません。
前提条件
- HTTP/2 を有効化 している。
HTTP2
をサポートするバージョンのcurl
を使用している。HTTP/2 をサポートするバージョンの
curl
を使用していることを確認するには、次のコマンドを入力します。$ curl -V
このコマンドは、次のタイプの出力を生成します。
curl 7.55.1 (x86_64-redhat-linux-gnu) ... Release-Date: 2017-08-14 Protocols: dict file ftp ftps gopher http https ... Features: AsynchDNS IDN IPv6 Largefile GSS-API Kerberos SPNEGO NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP HTTP2 UnixSockets HTTPS-proxy Metalink PSL
手順
HTTP/2 プロトコルが有効であることを確認するには、以下のコマンドを入力します。
$ curl -I https://<JBCS_httpd_server>:<port>/<test.html>
注記上記の例で、
<JBCS_httpd_server>
をexample.com
などのサーバーの URI に、そして<test.html>
を設定のテストに使用したい任意の HTML ファイルに置き換えます。HTML のテストページのサンプルは提供されていません。ポート番号は設定によって異なります。
検証
HTTP/2 プロトコルが有効な場合、
curl
コマンドは次のような出力をします。HTTP/2 200
そうでなければ、HTTP/2 プロトコルが無効の場合、
curl
コマンドは次のような出力をします。HTTP/1.1 200