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3.2. JBoss Server Migration Tool を使用したサーバー設定の移行

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JBoss Server Migration Tool を使用して、既存の設定を保持しながら JBoss EAP 7 の新機能や新設定が含まれるようにサーバー設定を更新することが推奨されます。JBoss Server Migration Tool は既存の JBoss EAP 6 サーバー設定ファイルを読み取り、新しいサブシステムの設定を追加します。 さらに、既存のサブシステム設定を新機能で更新し、古いサブシステム設定を削除します。

JBoss Server Migration Tool を使用するとスタンドアロンサーバーおよび管理対象ドメインを以下の設定に移行できます。

JBoss EAP 7.2 への移行

JBoss Server Migration Tool は JBoss EAP 7.2 と同梱されるため、別にダウンロードやインストールを行う必要はありません。このツールは、JBoss EAP 6.4 以上から JBoss EAP 7.2 への移行をサポートします。このツールを実行するには、EAP_HOME/bin ディレクトリーにある jboss-server-migration スクリプトを実行します。ツールの設定および実行方法に関する詳細は、『Using the JBoss Server Migration Tool』を参照してください。

このバージョンの JBoss Server Migration Tool は サポート されるため、このバージョンを使用してサーバー設定を JBoss EAP 7.2 に移行することが推奨されます。

WildFly から JBoss EAP への移行

WildFly サーバーを JBoss EAP に移行するには、JBoss Server Migration Tool GitHub リポジトリーから JBoss Server Migration Tool の最新のバイナリーディストリビューションをダウンロードする必要があります。これはオープンソースのスタンドアロンバージョンのツールで、複数のバージョンの WildFly サーバーから JBoss EAP への移行をサポートします。このツールのインストールおよび実行方法に関する詳細は、JBoss Server Migration Tool の『User Guide』を参照してください。

重要

JBoss Server Migration Tool のバイナリーディストリビューションはサポートされていません。以前のリリースの JBoss EAP から移行する場合は、サポートされるバージョンのツールを使用して、サーバー設定を JBoss EAP 7.2 に移行することが推奨されます。

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