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2.3. Java VisualVM

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Java VisualVM は Oracle JDK に含まれ、JAVA_HOME/bin/jvisualvm にあります。Oracle JDK を使用していない場合、VisualVM は VisualVM の Web サイト からダウンロードすることもできます。VisualVM は IBM JDK とは動作しないため注意してください。

以下のセクションでは、VisualVM を使用してローカルまたはリモート JBoss EAP JVM に接続する手順を取り上げます。VisualVM の使用に関するその他の情報は、VisualVM のドキュメントを参照してください。

2.3.1. VisualVM を使用したローカル JBoss EAP JVM への接続

VisualVM と同じマシン上で実行している JBoss EAP JVM に接続するには、以下を行います。

  1. VisualVM を開き、VisualVM ウインドウの左側にある Applications ペインを見つけます。
  2. Local で、監視する JBoss EAP JVM プロセスをダブルクリックします。

    • スタンドアロン JBoss EAP サーバーの場合は、JBoss EAP の JVM プロセスは 1 つになります。

      図2.4 VisualVM のローカルスタンドアロン JBoss EAP サーバーの JVM

      VisualVM のローカルスタンドアロン
    • JBoss EAP の管理対象ドメインホストには、ホストコントローラー、JVM プロセス、プロセスコントローラーの JVM プロセス、およびホスト上の各 JBoss EAP サーバーの JVM プロセスなど、接続できる複数の JVM プロセスがあります。JVM 引数を確認すると、接続した JVM を判断できます。

      図2.5 VisualVM のローカル管理対象ドメイン JBoss EAP の JVM

      VisualVM のローカルドメイン

2.3.2. VisualVM を使用したリモート JBoss EAP JVM への接続

要件

  1. JBoss EAP JVM をリモートで監視するには、必要な JBoss EAP ライブラリーをクラスパスに追加する必要があります。ローカルマシンで必要なライブラリーの引数を用いて VisualVM を起動します。例を以下に示します。

    $ visualvm -cp:a EAP_HOME/bin/client/jboss-cli-client.jar  -J-Dmodule.path=EAP_HOME/modules
  2. File メニューで Add JMX Connection を選択します。
  3. リモート JBoss EAP JVM の詳細を入力します。

    • 監視するリモート JBoss EAP JVM プロセスの URI をConnection フィールドに挿入します。使用する URI については「リモート監視接続のための JBoss EAP の設定」の手順を参照してください。
    • Use security credentials チェックボックスを選択し、監視接続のユーザー名およびパスワードを入力します。
    • SSL 接続を使用していない場合は、Do not require SSL connection チェックボックスを選択します。

    図2.6 VisualVM のリモート JBoss EAP JVM

    VisualVM のリモート
  4. OK をクリックします。
  5. VisualVM ウインドウの左側にある Applications ペインで、リモートホストの下にある JMX 項目をダブルクリックし、監視接続を開きます。
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