12.3. Jakarta Persistence エンティティー
アプリケーションからデータベースへの接続を確立したら、データベースのデータを Java オブジェクトにマッピングできます。データベーステーブルに対してマップするために使用される Java オブジェクトはエンティティーオブジェクトと呼ばれます。
エンティティーは別のエンティティーと関係を持ち、そのような関係はオブジェクトリレーショナルメタデータを介して表現されます。オブジェクトリレーショナルメタデータは、アノテーションを使用してエンティティークラスファイルに直接指定するか、アプリケーションに含まれる persistence.xml
という XML 記述ファイルで指定できます。
Java オブジェクトからデータベースへのマッピングの概要は次のとおりです。
- Java クラスはデータベーステーブルにマップします。
- Java インスタンスはデータベース行にマップします。
- Java フィールドはデータベース列にマップします。