7.19. エージェント通信の設定


JBoss ON エージェントとサーバーの両方で同じ基盤となる通信サービスが使用されます。エージェントサーバー通信に使用される接続の種類は、エージェント設定により定義され、これらの設定を変更して編集できます。エージェントは通信に 2 つの設定を使用します。
  • エージェントがサーバー(rhq.agent.server.transport)および追加のトランスポートパラメーター()との通信に使用するプロトコルを定義するパラメーター。rhq.agent.server.transport-params
  • パラメーター。エージェントがサーバー(rhq.communications.connector.transport)からの着信通信を予想し、オプションのトランスポートパラメーター(rhq.communications.connector.transport-params)を定義します。
JBoss ON のサーバーおよびエージェントは、JBoss Remoting フレームワークで構築される通信層を使用します。エージェントでは、以下の 4 つの異なるトランスポートタイプがサポートされます。
  • サーブレット(エージェントからサーバーとの通信のみ)
  • sslservlet
  • ソケット(サーバーからエージェント通信のみ)
  • sslsocket
注記
JBoss ON サーバーとは異なり、JBoss ON エージェントはサーブレットコンテナーをホストしません。これは、サーバー間の通信にサーブレットを使用できないことを意味します。これらの接続はソケットを使用します。エージェント間の接続のみがサーブレットを使用します。
エージェントとサーバー間の接続の動作は、トランスポートパラメーターを設定して制御できます。エージェントとサーバー間の接続は、URL のように概観する文字列で定義されます。この基本形式は、以下の基本形式です。
protocol://hostname:port/?param1=value&param2=value
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例:
socket://server.example.com:16163/?serverBindAddress=127.0.0.1&serverBindPort=16163&numAcceptThreads=3&maxPoolSize=303&clientMaxPoolSize=304&socketTimeout=60000&enableTcpNoDelay=true&backlog=200
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サーバーおよびエージェントには、トランスポートパラメーターを設定できる rhq.communications.connector.transport-params 構成設定があります。これらのパラメーターは URL の最後に追加され、サーバー側およびクライアント側の動作の両方を設定できます。たとえば、backlog パラメーターは JBoss ON サーバーによって使用されます。この URL では、サーバーはバックログの値を 200 に設定しますが、この設定はクライアントであるためエージェントによって無視されます。同様に、enableTcpNoDelay パラメーターはサーバーに接続するときにエージェントによって使用されますが、サーバー自体は無視されます。
利用可能なすべてのトランスポートパラメーターの詳細は、で JBoss Remoting のドキュメントを参照してください http://docs.jboss.org/jbossremoting/2.5.4.SP4/guide/html/chapter-configuration.html
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