6.2. Typescript 関数テンプレートの構造


Knative (kn) CLI を使用して TypeScript 関数を作成すると、プロジェクトディレクトリーは典型的な TypeScript プロジェクトのようになります。唯一の例外は、関数の設定に使用される追加の func.yaml ファイルです。

http および event トリガー関数のテンプレート構造はいずれも同じです。

テンプレート構造

.
├── func.yaml 1
├── package.json 2
├── package-lock.json
├── README.md
├── src
│   └── index.ts 3
├── test 4
│   ├── integration.ts
│   └── unit.ts
└── tsconfig.json

1
func.yaml 設定ファイルは、イメージ名とレジストリーを判断するために使用されます。
2
テンプレート package.json ファイルにある依存関係に限定されるわけではありません。他の TypeScript プロジェクトと同様に、別の依存関係を追加できます。

npm 依存関係の追加例

npm install --save opossum

デプロイメント用にプロジェクトをビルドすると、これらの依存関係は作成したランタイムコンテナーイメージに含まれます。

3
プロジェクトには、handle という名前の関数をエクスポートする src/index.js ファイルが含まれている必要があります。
4
統合およびテストスクリプトは、関数テンプレートの一部として提供されます。
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