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2.3. Istio のデプロイメントについて

Istio をデプロイするには、Istio と IstioCNI の 2 つのリソースを作成する必要があります。Istio リソースは、Istio コントロールプレーンをデプロイおよび設定します。IstioCNI リソースは、Istio Container Network Interface (CNI) プラグインをデプロイおよび設定します。これらのリソースは別々のプロジェクトに作成する必要があります。そのため、Istio デプロイメントプロセスの一環として 2 つのプロジェクトを作成する必要があります。

OpenShift Web コンソールまたは OpenShift CLI (oc) を使用して、クラスター内にプロジェクトまたはリソースを作成できます。

注記

基本的に、OpenShift Container Platform でのプロジェクトとは、プロジェクトで使用できるユーザー ID 範囲などの追加のアノテーションを持つ Kubernetes namespace です。通常、OpenShift Container Platform Web コンソールではプロジェクトという用語が使用され、CLI では namespace という用語が使用されますが、この 2 つの用語は基本的に同義です。

2.3.1. Web コンソールを使用して Istio プロジェクトを作成する
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Service Mesh Operator は、作成したプロジェクトに Istio コントロールプレーンをデプロイします。この例では、istio-system がプロジェクトの名前です。

前提条件

  • Red Hat OpenShift Service Mesh Operator がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールに cluster-admin としてログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Home Projects をクリックします。
  2. Create Project をクリックします。
  3. プロンプトで、name フィールドにプロジェクトの名前を入力します。たとえば、istio-system です。その他のフィールドは、オプションで、Istio リソース定義に対する補足情報を提供します。
  4. Create をクリックします。Service Mesh Operator は、指定したプロジェクトに Istio をデプロイします。

2.3.2. Web コンソールを使用して Istio リソースを作成する
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Istio デプロイメントの YAML 設定ファイルを含む Istio リソースを作成します。Red Hat OpenShift Service Mesh Operator は、YAML ファイルの情報を使用して、Istio コントロールプレーンのインスタンスを作成します。

前提条件

  • Service Mesh Operator がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールに cluster-admin としてログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operators Installed Operators をクリックします。
  2. Project ドロップダウンメニューで istio-system を選択します。
  3. Service Mesh Operator をクリックします。
  4. Istio をクリックします。
  5. Create Istio をクリックします。
  6. Namespace ドロップダウンメニューから istio-system プロジェクトを選択します。

  7. Create をクリックします。このアクションは、Istio コントロールプレーンをデプロイします。

    Status 列に State: Healthy と表示されたら、Istio は正常にデプロイされています。

2.3.3. Web コンソールを使用して IstioCNI プロジェクトを作成する
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Service Mesh Operator は、作成したプロジェクトに Istio CNI プラグインをデプロイします。この例では、istio-cni がプロジェクトの名前です。

前提条件

  • Red Hat OpenShift Service Mesh Operator がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールに cluster-admin としてログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Home Projects をクリックします。
  2. Create Project をクリックします。
  3. プロンプトで、name フィールドにプロジェクトの名前を入力する必要があります。たとえば、istio-cni です。その他のフィールドはオプションで、補足情報を提供します。
  4. Create をクリックします。

2.3.4. Web コンソールを使用して IstioCNI リソースを作成する
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Istio CNI プラグインの設定ファイルを含む Istio Container Network Interface (CNI) リソースを作成します。Service Mesh Operator は、このリソースによって指定された設定を使用して CNI Pod をデプロイします。

前提条件

  • Red Hat OpenShift Service Mesh Operator がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールに cluster-admin としてログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operators Installed Operators をクリックします。
  2. Project ドロップダウンメニューで istio-cni を選択します。
  3. Service Mesh Operator をクリックします。
  4. IstioCNI をクリックします。
  5. Create IstioCNI をクリックします。
  6. 名前が default であることを確認します。

  7. Create をクリックします。このアクションは、Istio CNI プラグインをデプロイします。

    Status 列に State: Healthy と表示されたら、Istio CNI プラグインは正常にデプロイされています。

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