検索

2.2.4. デプロイメント後設定の完了

download PDF

NFS 共有を作成し、ユーザーにアクセス権限を付与し、NFS 共有をマウントする前に、2 つのデプロイメント後設定タスクを完了する必要があります。

2.2.4.1. 分離ネットワークの設定

新しい StorageNFS 分離ネットワークを neutron 共有プロバイダーネットワークにマッピングします。NFS-Ganesha ゲートウェイの提供するファイル共有のエクスポート場所にアクセスするために、コンピュートノードの仮想マシンをこの neutron ネットワークにアタッチします。

Shared File Systems サービスのネットワークセキュリティーについての詳しい情報は、『 Security and Hardening Guide 』の「 Hardening the Shared File System Service 」を参照してください。

openstack network create コマンドにより、StorageNFS neutron ネットワークの設定を定義します。以下のオプションを設定してこのコマンドを入力することができます。

  • --provider-network-type: 値 vlan を使用します。
  • --provider-physical-network: tripleo-heat-templates の NeutronBridgeMappings で別途 br-isolated ブリッジのタグを設定していない限り、デフォルト値 datacentre を使用します。
  • --provider-segment: heat テンプレート( /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/network_data_ganesha.yaml )で StorageNFS 分離ネットワークに設定した VLAN の値を使用します。デプロイ時に分離ネットワークの定義を変更していない限り、この値は 70 です。

手順

  1. アンダークラウドノードで、stack ユーザーとして以下のコマンドを入力します。

    [stack@undercloud ~]$ source ~/overcloudrc
  2. アンダークラウドノードで openstack network create コマンドを入力して、StorageNFS ネットワークを作成します。

    (overcloud) [stack@undercloud-0 ~]$ openstack network create StorageNFS --share --provider-network-type vlan --provider-physical-network datacentre  --provider-segment 70
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.