3.7. トレースバック
問題のトラブルシューティングを行う場合は、トレースバックログを使用して問題を診断できます。ログファイル中、通常トレースバックとしてすべて同じ問題に関連する複数の情報行が表示されます。
Rsyslog は、ログレコードの開始を定義する正規表現を提供します。通常、各ログレコードはタイムスタンプで始まります。トレースバックの最初の行は、この情報だけが含まれる行です。Rsyslog は最初の行と共に該当するレコードをバンドルし、1 つのログレコードとして送信します。
この動作設定オプションには、<Service>LoggingSource の startmsg.regex
が使用されます。以下の正規表現が、director のすべての <service>LoggingSource パラメーターのデフォルト値です。
startmsg.regex='^[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2} [0-9]{2}:[0-9]{2}:[0-9]{2}(.[0-9]+ [0-9]+)? (DEBUG|INFO|WARNING|ERROR) '
このデフォルトが追加または変更した LoggingSource
のログレコードと一致しない場合は、それに応じて startmsg.regex
を変更する必要があります。