6.2. MariaDB のアップグレード


MariaDB を実行している各ホストで以下の手順を実行します。あるホストで手順を完了してから、別のホストでプロセスを開始します。

  1. ローカルノードでサービスの実行を停止します。

    # pcs resource ban galera-master $(crm_node -n)
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  2. pcs status が、サービスがローカルノードで実行されていないことを示すまで待ちます。これには数分の時間がかかる場合があります。ローカルノードは、スレーブモードに移行します。

    Master/Slave Set: galera-master [galera]
    Masters: [ overcloud-controller-1 overcloud-controller-2 ]
    Slaves: [ overcloud-controller-0 ]
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    ノードは最終的に stopped に移行します。

    Master/Slave Set: galera-master [galera]
    Masters: [ overcloud-controller-1 overcloud-controller-2 ]
    Stopped: [ overcloud-controller-0 ]
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. 関連するパッケージをアップグレードします。

    # yum upgrade '*mariadb*' '*galera*'
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  4. Pacemaker がローカルノードで galera リソースをスケジュールできるようにします。

    # pcs resource clear galera-master
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  5. pcs status が、galera リソースがローカルノードでマスターとして実行されていることを示すまで待ちます。pcs status コマンドでは、以下のような出力が表示されるはずです。

    Master/Slave Set: galera-master [galera]
    Masters: [ overcloud-controller-0 overcloud-controller-1 overcloud-controller-2 ]
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

MariaDB クラスターが完全にアップグレードされるまで、各ノードでこの手順を個別に実行してください。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat