1.7. 可観測性の新機能と強化された機能
- Openstack の可観測性の強化
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強化された Dashboard は、RHOCP Observability UI にネイティブに統合された視覚化によって、統一された可観測性を提供します。これらには、Prometheus モニタリングシステムにメトリクスを公開する
node_exporter
エージェントが含まれます。 -
RHOSO 18.0 では、
collectd
デーモンの代わりにnode_exporter
エージェントが使用され、時系列データベース (Gnocchi) の代わりに Prometheus が使用されます。
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強化された Dashboard は、RHOCP Observability UI にネイティブに統合された視覚化によって、統一された可観測性を提供します。これらには、Prometheus モニタリングシステムにメトリクスを公開する
- ロギング
- OpenStack ロギング機能が大幅に強化されました。コントロールプレーンと Compute ノードからログを収集し、RHOCP ロギングを使用してそれらを Loki ログストア経由でクラスター内に保存したり、クラスター外の外部ログストアに転送したりできるようになりました。Loki を使用してクラスター内に保存されたログは、RHOCP Observability UI コンソールで視覚化できます。
- Service Telemetry Framework が非推奨に
- 以前のバージョンの RHOSP の Observability 製品は、Service Telemetry Framework (STF) です。RHOSO 18.0 のリリースにより、STF は非推奨となり、メンテナンスモードになります。STF 1.5.4 以降、STF の機能拡張はなく、RHOSP 17.1 ライフサイクルの終了時に STF ステータスは終了となります。STF のメンテナンスバージョンは、RHOSP 17.1 ライフサイクルの終了まで、RHOCP の新しい EUS バージョンでリリースされます。