第6章 Red Hat Quay 3.14 の新しい設定フィールド
以下のセクションでは、Red Hat Quay 3.14 で追加された新しい設定フィールドを詳しく説明します。
6.1. モデルカードレンダリング設定フィールド
v2 UI でのモデルカードのレンダリングをサポートするために、次の設定フィールドが追加されました。
フィールド | 型 | 説明 |
---|---|---|
FEATURE_UI_MODELCARD | Boolean |
UI で Model card イメージタブを有効にします。デフォルトは |
UI_MODELCARD_ARTIFACT_TYPE | String | モデルカードアーティファクトタイプを定義します。 |
UI_MODELCARD_ANNOTATION | Object | このオプションフィールドは、OCI イメージに格納されているモデルカードのレイヤーアノテーションを定義します。 |
UI_MODELCARD_LAYER_ANNOTATION | Object | このオプションフィールドは、OCI イメージに格納されているモデルカードのレイヤーアノテーションを定義します。 |
モデルカード YAML の例
FEATURE_UI_MODELCARD: true UI_MODELCARD_ARTIFACT_TYPE: application/x-mlmodel UI_MODELCARD_ANNOTATION: org.opencontainers.image.description: "Model card metadata" UI_MODELCARD_LAYER_ANNOTATION: org.opencontainers.image.title: README.md
FEATURE_UI_MODELCARD: true
UI_MODELCARD_ARTIFACT_TYPE: application/x-mlmodel
UI_MODELCARD_ANNOTATION:
org.opencontainers.image.description: "Model card metadata"
UI_MODELCARD_LAYER_ANNOTATION:
org.opencontainers.image.title: README.md
- 1
- UI で Model Card イメージタブを有効にします。
- 2
- モデルカードアーティファクトタイプを定義します。この例では、アーティファクトタイプは
application/x-mlmodel
です。 - 3
- オプション: イメージに
artifactType
が定義されていない場合、このフィールドはマニフェストレベルでチェックされます。一致するアノテーションが見つかった場合、システムはUI_MODELCARD_LAYER_ANNOTATION
に一致するアノテーションを持つレイヤーを検索します。 - 4
- オプション: イメージに
artifactType
が定義されており、レイヤーが複数ある場合、このフィールドを使用して、モデルカードを含む特定のレイヤーを検索します。