5.3. 使用状況ログについて


デフォルトでは、使用状況ログは Red Hat Quay データベースに保存されます。ログは、Web UI、組織レベル、リポジトリーレベル、および スーパーユーザー管理パネル を通じて公開されます。

データベースのログには、アカウントプランの変更、ユーザーアクション、一般的な操作など、Red Hat Quay のさまざまなイベントが記録されます。ログエントリーには、実行されたアクション (kind_id)、アクションを実行したユーザー (account_id または performer_id)、タイムスタンプ (datetime)、およびアクションに関連付けられたその他の関連データ (metadata_json) などの情報が含まれています。

5.3.1. データベースログの表示

次の手順では、PostgreSQL データベースに保存されているリポジトリーログを表示する方法を示します。

前提条件

  • 管理者権限がある。
  • psql CLI ツールがインストールされている。

手順

  1. 次のコマンドを入力して、Red Hat Quay PostgreSQL データベースにログインします。

    $ psql -h <quay-server.example.com> -p 5432 -U <user_name> -d <database_name>

    出力例

    psql (16.1, server 13.7)
    Type "help" for help.

  2. オプション: PostgreSQL データベースのテーブルリストを表示するには、次のコマンドを入力します。

    quay=> \dt

    出力例

                       List of relations
     Schema |            Name            | Type  |  Owner
    --------+----------------------------+-------+----------
     public | logentry                   | table | quayuser
     public | logentry2                  | table | quayuser
     public | logentry3                  | table | quayuser
     public | logentrykind               | table | quayuser
    ...

  3. 次のコマンドを入力すると、ログ情報を返すために必要な repository_ids のリストが返されます。

    quay=> SELECT id, name FROM repository;

    出力例

     id |        name
    ----+---------------------
      3 | new_repository_name
      6 | api-repo
      7 | busybox
    ...

  4. logentry3 リレーションを使用していずれかのリポジトリーに関するログ情報を表示するには、次のコマンドを入力します。

    SELECT * FROM logentry3 WHERE repository_id = <repository_id>;

    出力例

     id | kind_id | account_id | performer_id | repository_id | datetime | ip |    metadata_json
    
     59 | 14 | 2 | 1 | 6 | 2024-05-13 15:51:01.897189 | 192.168.1.130 | {"repo": "api-repo", "namespace": "test-org"}

    上記の例では、次の情報が返されます。

    {
      "log_data": {
        "id": 59 
    1
    
        "kind_id": "14", 
    2
    
        "account_id": "2", 
    3
    
        "performer_id": "1", 
    4
    
        "repository_id": "6", 
    5
    
        "ip": "192.168.1.100", 
    6
    
        "metadata_json": {"repo": "api-repo", "namespace": "test-org"} 
    7
    
        "datetime": "2024-05-13 15:51:01.897189" 
    8
    
      }
    }
    1
    ログエントリーの一意の識別子。
    2
    実行されたアクション。この例では 14 です。次のセクションのキーまたはテーブルは、この kind_id がリポジトリーの作成に関連していることを示しています。
    3
    アクションを実行したアカウント。
    4
    アクションの実行者。
    5
    アクションが実行されたリポジトリー。この例では、6 はステップ 3 で見つかった api-repo に対応します。
    6
    アクションの実行元の IP アドレス。
    7
    リポジトリーの名前とその namespace を含むメタデータ情報。
    8
    アクションが実行された時刻。
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