付録A RHN Registration Client


Red Hat Network の使用前に、ユーザー名、パスワード、システムプロファイルを作成する必要があります。RHN Registration Client ではこのプロセスを順を追って説明していきます。

A.1. RHN Registration Client の設定

アプリケーションが HTTP プロキシサーバー経由で接続するよう設定を行うためにグラフィカルなインターフェースを起動するには、 シェルプロンプトで次のコマンドを入力します。
rhn_register --configure
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図A.1「RHN Registration Client の設定」 のウィンドウが表示されます。

図A.1 RHN Registration Client の設定

コマンドラインバージョンを開始する場合は次のコマンドを使用します。
rhn_register --nox --configure
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グラフィカルなバージョンよりも多くの設定オプションがあります。
オプションの一覧と現在の値が表示されます。
 0. enableProxyAuth No 1. noSSLServerURL http://xmlrpc.rhn.redhat.com/XMLRPC 2. oemInfoFile /etc/sysconfig/rhn/oeminfo 3. enableProxy No 4. networkSetup Yes 5. httpProxy 6. proxyUser 7. serverURL https://xmlrpc.rhn.redhat.com/XMLRPC 8. proxyPassword 9. debug No Enter number of item to edit <return to exit, q to quit without saving>: 
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修正したい項目の番号を入力してそのオプションに対する新しい値を入力します。 設定の変更を終了したら Enter キーを押して変更を保存し終了します。 q キーを押して Enter を押すと変更を保存せずに終了します。
プロキシサーバーを有効にする最も一般的なオプション設定は enableProxy 及び httpProxy です。 プロキシサーバーを有効にするには enableProxy の値を Yes に変更して、 httpProxy の値をそのプロキシサーバー名とポート番号に HOST:PORT の形式で変更します。 例えば、 ポート3128 でプロキシサーバー squid.mysite.org を使用する場合は値を squid.mysite.org:3128 に変更します。
プロキシのユーザー名とパスワードを必要とする場合は、 enableProxyAuthYes に設定してそのプロキシのユーザー名とパスワード認証を有効にし、 proxyUser 及び proxyPassword にプロキシの適切なユーザー名とパスワードを設定します。
SSL を迂回させる場合は、 /etc/sysconfig/rhn/rhn_register ファイル内の serverURL のプロトコルを https から http に変更します。
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