1.2. 設定の概要
仮想マシンがハイパーバイザーからサブスクリプションを継承できるようにするには、以下の手順に従います。
前提条件
- ホストベースのサブスクリプションを含むサブスクリプションマニフェストを Satellite Server にインポートします。詳細は、コンテンツ管理ガイドの Satellite Server へのサブスクリプションマニフェストのインポート を参照してください。
- 使用する予定のハイパーバイザーすべてに対応するために、ホストベースのサブスクリプションに十分なエンタイトルメントがあることを確認します。
- Microsoft Hyper-V を使用している場合には、ハイパーバイザーでリモート管理を有効にします。
読み取り専用アクセスのあるユーザーを作成し、各ハイパーバイザーまたは仮想化マネージャーで有効期限のないパスワードを作成します。virt-who はこのアカウントを使用して仮想マシンの一覧を取得し、Satellite Server に報告します。
- Red Hat 製品および Microsoft Hyper-V の場合は、Red Hat Enterprise Linux 仮想マシンを実行する各ハイパーバイザーで virt-who ユーザーを作成します。
- VMware vSphere の場合は、vCenter Server で virt-who ユーザーを作成します。この virt-who ユーザーには、最低でも vCenter Data Center のすべてのオブジェクトに対する読み取り専用アクセスが必要です。
手順の概要
- 「各仮想化プラットフォーム向けの virt-who の設定」:このセクションの表を利用して、ご使用の仮想化プラットフォーム向けの virt-who の設定およびデプロイ方法を計画します。
- 2章仮想マシンのアクティベーションキーの作成:自動アタッチが有効になっており、サブスクリプションが割り当てられていないアクティベーションキーを作成します。
- 3章ホストベースのサブスクリプションのハイパーバイザーへの割り当て:使用する予定のハイパーバイザーすべてにホストベースのサブスクリプションを割り当てます。
- 4章virt-who 設定の作成:各ハイパーバイザーまたは仮想化マネージャー向けに virt-who 設定を作成します。
- 5章virt-who 設定のデプロイ:Satellite が生成したスクリプトを使用して、virt-who 設定をデプロイします。
- 6章ホストベースのサブスクリプションを使用する仮想マシンの登録:自動アタッチアクティベーションキーを使用して、仮想マシンを登録します。