9.6.7.3. Web インターフェイスを使用した HTTP 要求の認証
セキュアなエンドポイントには、HTTP API の他に、対話する Web インターフェイスも含まれます。
以下の手順は、セキュリティーの実施方法、認証方法、および認証トークンの使用方法を確認するための演習です。
前提条件
- セキュアなエンドポイント URL。詳細は「Secured サンプルアプリケーション API エンドポイントの取得」を参照してください。
手順
- Web ブラウザーで、エンドポイント URL に移動します。
認証されていない要求を実行します。
Invoke ボタンをクリックします。
図9.1 認証されていないセキュアなサンプル Web インターフェイス
サービスは、
HTTP 401 Unauthorizedステータスコードで応答します。図9.2 未認証のエラーメッセージ
認証された要求をユーザーとして実行します。
- Login ボタンをクリックして Red Hat SSO に対して認証を行います。SSO サーバーにリダイレクトされます。
Alice ユーザー としてログインします。Web インターフェイスにリダイレクトされます。
注記ページ下部のコマンドライン出力に、アクセス (ベアラー) トークンが表示されます。
図9.3 (Alice として) 認証されたセキュアなサンプル Web インターフェイス
再度 Invoke をクリックして Greeting サービスにアクセスします。
例外がなく、JSON 応答ペイロードが表示されていることを確認します。つまり、サービスはアクセス (ベアラー) トークンを許可し、Greeting サービスへのアクセスが認可されていることを意味します。
図9.4 (Alice として) 認証されたグリーティング要求の結果
- ログアウトします。
認証された要求を管理者として実行します。
Invoke ボタンをクリックします。
これにより、認証されていない要求が Greeting サービスに送信されていることを確認します。
Login ボタンをクリックして admin ユーザー としてログインします。
図9.5 (admin として) 認証されたセキュアな Web インターフェイスの例
Invoke ボタンをクリックします。
このサービスは、admin ユーザーが Greeting サービスへのアクセスが許可されていないため、
HTTP 403 Forbiddenステータスコードで応答します。図9.6 承認されていないエラーメッセージ