6.6. OpenShift での Spring Boot での Dekorate の使用
以下の例は、方法を示しています。
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アプリケーションで
openshift-spring-staterを使用できます。 - Dekorate は、アプリケーションのタイプを自動的に識別し、OpenShift サービスルートおよびプローブを随時設定できます。
- Maven がアプリケーションをコンパイルした後に、source-to-image ビルドをトリガーするようにアプリケーションを設定できます。
前提条件
- Spring Boot および Dekorate を使用するよう設定された Maven ベースのアプリケーションプロジェクト
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@SpringBootApplicationアノテーションがプロジェクトのソースファイルに追加されました。 - Java JDK 8 または JDK 11 がインストールされている。
- Maven がインストールされている。
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ocコマンドラインツールがインストールされている -
ocコマンドラインツールを使用して OpenShift クラスターにログインしている。
手順
Dekorate Spring Starter は、アプリケーションプロジェクトの
pom.xmlファイルの依存関係として追加します。pom.xml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Main.javaクラスファイルに@OpenShiftApplicationアノテーションを付けます。これにより、アプリケーションをコンパイルする際に Source-to-Image ビルドを起動できます。/src/main/java/io/dekorate/example/sbonopenshift/Main.java
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Rest コントローラーをアプリケーションに追加します。
/src/main/java/io/dekorate/example/sbonopenshift/Controller.java
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Dekorate Spring スターターによって提供される Spring アプリケーションプロセッサーは Rest コントローラーを自動的に検出し、アプリケーションタイプを Web アプリケーションとして識別します。Web アプリケーションの場合、Dekorate は OpenShift アプリケーションテンプレートを自動的に生成し、以下を設定します。
- アプリケーションの OpenShift Service ルート
- アプリケーションのルートでサービスを公開します。
- Liveness および Readiness プローブの設定
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アプリケーションをビルドしてデプロイします。Maven がアプリケーションをコンパイルした後に source-to-image ビルドを自動的に実行するには、
-Ddekorate.deploy=trueプロパティーを含めます。
mvn clean install -Ddekorate.deploy=true
mvn clean install -Ddekorate.deploy=true