検索

第5章 元の Manager のバックアップ

download PDF

engine-backup コマンドを使用して元の Manager をバックアップし、バックアップファイルを別の場所にコピーして、処理中にいつでもアクセスできるようにします。

engine-backup --mode=backup オプションの詳細は、管理ガイドRed Hat Virtualization Manager のバックアップと復元 を参照してください。

手順

  1. 元の Manager にログインし、ovirt-engine サービスを停止します。

    # systemctl stop ovirt-engine
    # systemctl disable ovirt-engine
    注記

    元の Manager の実行を停止することは必須ではありませんが、バックアップの作成後に環境を変更しないように推奨しています。さらに、元の Manager と新しい Manager が既存リソースを同時に管理しないようにします。

  2. 作成するバックアップファイルの名前と、バックアップログを保存するログファイルの名前を指定して、engine-backup コマンドを実行します。

    # engine-backup --mode=backup --file=file_name --log=log_file_name
  3. ファイルを外部サーバーにコピーします。以下の例の storage.example.com は、必要になるまでバックアップを保存するネットワークストレージサーバーの完全修飾ドメイン名です。/backup/ は指定のフォルダーまたはパスです。

    # scp -p file_name log_file_name storage.example.com:/backup/
  4. Manager マシンを他の目的で必要としない場合は、Red Hat Subscription Manager から登録を解除します。

    # subscription-manager unregister

Manager のバックアップ後に、新しいセルフホストエンジンをデプロイし、新しい仮想マシンにバックアップを復元します。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.