14.2.6. ボリュームグループの拡張
この例では、初期化されていないエンティティー(パーティション)を組み込むように新規ボリュームグループを拡張します。これにより、ボリュームグループのエクステントのサイズまたは数が増えます。ボリュームグループを拡張するには、左側のペインで、任意のボリュームグループ内で Physical View オプションが選択されていることを確認します。次に、ボリュームグループ 図14.13「未初期化のハードディスク」を参照してください)。この例では、以下のようにディスクエンティティー(パーティション)
。これにより、以下のように「ボリュームグループの拡張」ウィンドウが表示されます。「ボリュームグループの拡張」ウィンドウで、ディスクエンティティー(パーティション)を選択してボリュームグループに追加できます。重要なデータが削除されないように、「未初期化ディスクエンタイトルメント」の内容(パーティション)の内容を確認してください( /dev/hda6
が選択されています。
図14.15 ディスクエンティティーの選択
![ディスクエンティティーの選択](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Storage_Administration_Guide-ja-JP/images/310efd1ebcd18464f7ed841929d4eec2/lvm-main27.png)
[D]
このボリュームを追加すると、ボリュームグループに「未使用スペース」として新規ボリュームが追加されます。以下の図は、拡張後のボリュームグループの論理および物理ビューを示しています。
図14.16 拡張ボリュームグループの論理および物理ビュー
![拡張ボリュームグループの論理および物理ビュー](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Storage_Administration_Guide-ja-JP/images/937d86f640bd09f2cf7f1d2cfc562e55/lvm-main28.png)
[D]