8.6. XFS ファイルシステムの一時停止


ファイルシステムへの書き込み動作を一時停止または再開するには、xfs_freeze を使用します。書き込みアクティビティーを停止することで、ハードウェアベースのデバイスのスナップショットを使用して、一貫性のある状態でファイルシステムをキャプチャーできます。
注記
xfs_freeze ユーティリティーは xfsprogs パッケージで提供されます。これは x86_64 でのみ利用できます。
XFS ファイルシステムを一時停止 (フリーズ) するには、以下のコマンドを使用します。
# xfs_freeze -f /mount/point
XFS ファイルシステムのフリーズを解除する場合は、次のコマンドを使用します
# xfs_freeze -u /mount/point
LVM のスナップショットを取るのに、最初に xfs_freeze を使用してファイルシステムを一時停止にする必要はありません。LVM 管理ツールが、スナップショットを取る前に XFS ファイルシステムを自動的に一時停止します。
注記
xfs_freeze ユーティリティーを使用して、ext3、ext4、GFS2、XFS、および BTRFS、ファイルシステムをフリーズまたはアン解放することもできます。これを実行するための構文は同じです。
XFS ファイルシステムのフリーズとアンフリーズに関する詳細は、man xfs_freeze を参照してください。
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