2.8. 整合性シールド保護 (テクノロジープレビュー)


整合性シールドは、整合性管理をサポートするツールで、リソースの作成または更新要求に対する署名検証を有効にします。整合性シールドは Open Policy Agent (OPA) および Gatekeeper をサポートし、要求に署名があるかどうかを検証して、定義した制約に従って不正な要求をブロックします。

以下の整合性シールド機能を参照してください。

  • 承認された Kubernetes マニフェストのデプロイメントのみをサポートします。
  • リソースが許可リストに追加されていない限り、リソース設定のゼロドリフトをサポートします。
  • 受付コントローラーの実施など、クラスターで全整合性の検証を実行します。
  • リソースを継続的に監視して、不正な Kubernetes リソースがクラスターにデプロイされているかどうかを報告します。
  • Kubernetes マニフェスト YAML ファイルの署名には、X509、GPG、および Sigstore の署名がサポートされます。Kubernetes 整合性シールドは、k8s-manifest-sigstore を使用して署名した Sigstore をサポートします。

2.8.1. 整合性シールドアーキテクチャー

整合性シールドは、API と Observer の 2 つの主要なコンポーネントで設定されます。整合性シールド Operator は、クラスター上の整合性シールドコンポーネントのインストールおよび管理をサポートします。以下のコンポーネントの説明を確認してください。

  • 整合性シールド API は OPA または gatekeeper から Kubernetes リソースを受信し、受付要求に含まれるリソースを検証して検証結果を OPA または gatekeeper に送信します。整合性シールド API は k8s-manifest-sigstoreverify-resource 機能を使用して、Kubernetes マニフェスト YAML ファイルを検証します。整合性シールド API は、ManifestingIntegrityConstraint (OPA または gatekeeper の制約フレームワークをベースとするカスタムリソース) に従ってリソースを検証します。
  • 整合性シールドオブザーバー は、ManifestingIntegrityConstraint リソースに合わせてクラスター上の Kubernetes りそーすを継続的に検証し、ManifestIntegrityState と呼ばれるリソースに結果をエクスポートします。整合性シールドオブザーバーも k8s-manifest-sigstore を使用して署名を検証します。
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