2.4.2.4. ポリシージェネレーター設定の参照テーブル


namespace 以外の policyDefaults セクションに含まれる全フィールドは、ポリシーごとに上書きされる可能性がある点に注意してください。

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フィールド説明

apiVersion

必須。この値は policy.open-cluster-management.io/v1 に設定します。

complianceType

任意。マニフェストとクラスターのオブジェクトを比較する場合のポリシーコントローラーの動作を決定します。パラメーターの値は musthavemustonlyhave または mustnothave です。デフォルト値は musthave です。

kind

必須。ポリシーのタイプを指定するには、値を PolicyGenerator に設定します。

metadata

必須。設定ファイルを一意に識別するために使用されます。

metadata.name

必須。ポリシーリソースを識別する名前。

placementBindingDefaults

必須。PlacementBinding で複数のポリシーを統合し、ジェネレーターが、定義された名前を使用して PlacementBinding の一意名を作成できるようにします。

placementBindingDefaults.name

任意。デフォルト値を使用するのではなく、明示的な配置バインディング名を設定するのがベストプラクティスです。

policyDefaults

必須。namespace 以外の policies 配列のエントリーでは、ここで一覧表示されるデフォルト値は上書きされます。

policyDefaults.categories

任意。policy.open-cluster-management.io/categories アノテーションで使用されるカテゴリーの配列。デフォルト値は CM Configuration Management です。

policyDefaults.controls

任意。policy.open-cluster-management.io/controls アノテーションで使用されるコントロールの配列。デフォルト値は CM-2 Baseline Configuration です。

policyDefaults.consolidateManifests

任意。これは、ポリシーでラップされるすべてのマニフェストに対して設定ポリシーを 1 つ生成するかどうかを決定します。false に設定すると、マニフェストごとの設定ポリシーが生成されます。デフォルト値は true です。

policyDefaults.informGatekeeperPolicies

任意。このポリシーが、違反した gatekeeper ポリシーマニフェストを参照すると、Red Hat Advanced Cluster Management でポリシー違反を受け取るために、設定ポリシーを追加で生成する必要があるかどうかが決定されます。デフォルト値は true です。

policyDefaults.informKyvernoPolicies

任意。このポリシーが、Kyverno ポリシーマニフェストを参照すると、Kyverno ポリシーの違反時に Red Hat Advanced Cluster Management でポリシー違反を受け取るために、設定ポリシーを追加で生成する必要があるかどうかが決定されます。デフォルト値は true です。

policyDefaults.namespace

必須。すべてのポリシーの namespace。

policyDefaults.placement

任意。ポリシーの配置設定。このデフォルトは、すべてのクラスターに一致する配置設定になります。

placement.clusterSelectors

任意。クラスターセレクターを key:value の形式で定義して配置を指定します。既存のファイルを指定する場合は、placementRulePath を参照してください。

placement.name

任意。同じクラスターセレクターが含まれる配置ルールを統合するための名前を指定します。

placement.placementRulePath

任意。既存の配置ルールを再利用するには、kustomization.yaml ファイルの相対パスを指定します。指定した場合には、デフォルトですべてのポリシーがこの配置ルールを使用します。新規 Placement を生成するには clusterSelectors を参照してください。

policyDefaults.remediationAction

任意。ポリシーの修復メカニズム。パラメーターの値は enforce および inform です。デフォルト値は inform です。

policyDefaults.severity

任意。ポリシー違反の重大度。デフォルト値は low です。

policyDefaults.standards

任意。policy.open-cluster-management.io/standards アノテーションで使用する標準の配列。デフォルト値は NIST SP 800-53 です。

policies

必須。デフォルト値または policyDefaults で設定される値のいずれかを上書きする値と合わせて作成するポリシーの一覧。

policies[ ].manifests

必須。ポリシーに追加する Kubernetes オブジェクトマニフェストの一覧。

policies[ ].name

必須。作成するポリシーの名前。

policies[ ].manifests[ ].complianceType

任意。マニフェストとクラスターのオブジェクトを比較する場合のポリシーコントローラーの動作を決定します。パラメーターの値は musthavemustonlyhave または mustnothave です。デフォルト値は musthave です。

policies[ ].manifests[ ].path

必須。kustomization.yaml ファイルに対する単一ファイルまたはフラットディレクトリーへのパス。

policies[ ].manifests[ ].patches

任意。パスのマニフェストに適用する Kustomize パッチ。複数のマニフェストがある場合は、Kustomize がパッチの適用先のマニフェストを特定できるように、パッチに apiVersionkindmetadata.name、および metadata.namespace (該当する場合) フィールドを設定する必要があります。マニフェストが 1 つの場合には、metadata.name および metadata.namespace フィールドにパッチを適用できます。

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