8.3. Insights PolicyReports の管理


Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes PolicyReports は、insights-client で生成される違反です。PolicyReports は、インシデント管理システムに送信されるアラートの定義および設定に使用されます。違反がある場合には、PolicyReport からのアラートはインシデント管理システムに送信されます。

8.3.1. Insight ポリシーレポートの検索

マネージドクラスター全体で、違反した特定の insight PolicyReport を検索できます。以下の手順を実行します。

  1. Red Hat Advanced Cluster Management ハブクラスターにログインします。
  2. コンソールヘッダーの Search アイコンをクリックして Search ページに移動します。
  3. kind:policyreport のクエリーを入力します。

    注記: PolicyReport 名はクラスターの名前と同じになります。

  4. Insights ポリシー違反とカテゴリーを使用してクエリーを指定できます。PolicyReport 名を選択すると、関連付けられたクラスターの Details ページにリダイレクトされます。Insights サイドバーが自動的に表示されます。
  5. 検索サービスが無効になり、insight を検索する必要がある場合は、ハブクラスターから以下のコマンドを実行します。

    oc get policyreport --all-namespaces

8.3.2. コンソールから特定された問題の表示

特定のクラスターで特定された問題を表示できます。以下の手順を実行します。

  1. Red Hat Advanced Cluster Management クラスターにログインします。
  2. ナビゲーションメニューから Overview を選択します。
  3. 重大度を選択して、対象の重大度に関連付けられた PolicyReports を表示します。クラスターの問題 の概要カードから、クラスターの問題と重要性の詳細を表示します。

    1. または、ナビゲーションメニューから Clusters を選択できます。
    2. テーブルからマネージドクラスターを選択して、詳細情報を表示します。
    3. Status カードから、特定された問題の数を表示します。
  4. 発生する可能性のある問題数を選択して、重大度チャートと、その問題に対して推奨される修復を表示します。
  5. 脆弱性へのリンクをクリックすると、修復する方法 と脆弱性の 理由 の手順を表示します。

    注記: 問題の解決後には、Red Hat Advanced Cluster Management で Red Hat Insights の情報を 30 分ごとに受信し、Red Hat Insights は 2 時間ごとに更新されます。

  6. PolicyReport からアラートメッセージを送信したコンポーネントを確認してください。

    1. Governance ページに移動し、特定の PolicyReport を選択します。
    2. Status タブを選択し、View details リンクをクリックして PolicyReport YAML ファイルを表示します。
    3. source パラメーターを見つけます。このパラメーターにより、違反を送信したコンポーーネントが通知されます。値オプションは grc および insights です。

8.3.3. 関連情報

  • PolicyReports にカスタムアラートルールを作成する方法は、Alertmanager の設定 を参照してください。
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