7.2. 検索のカスタマイズと設定
search-v2-operator
カスタムリソースのデフォルト値を変更できます。カスタムリソースの詳細を表示するには、次のコマンドを実行します。
oc get search search-v2-operator -o yaml
oc get search search-v2-operator -o yaml
検索オペレーターは、search-v2-operator
カスタムリソースを監視し、変更を調整して、アクティブな Pod を更新します。次の設定の説明を参照してください。
PostgreSQL データベースストレージ:
Red Hat Advanced Cluster Management をインストールすると、PostgreSQL データベースは、PostgreSQL データを空のディレクトリー (
emptyDir
) ボリュームに保存するように設定されます。空のディレクトリーサイズが制限されている場合は、PostgreSQL データを永続ボリューム要求 (PVC) に保存して、検索パフォーマンスを向上させることができます。Red Hat Advanced Cluster Management ハブクラスターからストレージクラスを選択して、検索データをバックアップできます。たとえば、gp2
ストレージクラスを選択した場合、設定は次の例のようになります。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この設定により、
gp2-search
という名前の PVC が作成され、search-postgres
Pod にマウントされます。デフォルトでは、ストレージサイズは10Gi
です。ストレージサイズを変更できます。たとえば、約 200 のマネージドクラスターには20Gi
で十分な場合があります。4 つの検索 Pod (
indexer
、database
、queryapi
、collector
) のPod メモリーまたは CPU 要件、レプリカ数、更新ログレベルを調整することでコストを最適化します。search-v2-operator
カスタムリソースのdeployment
セクションを更新します。search-v2-operator
によって管理される 4 つのデプロイメントがあり、個別に更新できます。search-v2-operator
カスタムリソースは、次のファイルのようになる場合があります。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下は、メモリーリソースがインデクサー Pod に適用される例です。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 検索 Pod のノード配置:
nodeSelector
パラメーターまたはtolerations
パラメーターを使用して、検索 Pod のPlacement
を更新できます。次の設定例を表示します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow