付録E メッセージングジャーナル設定要素
以下の表は、AMQ Broker メッセージングジャーナルに関連する設定要素のリストです。
名前 | 説明 |
---|---|
journal-directory |
メッセージジャーナルが置かれているディレクトリー。デフォルト値は 最適なパフォーマンスを得るには、ディスクヘッドの移動を最小限に抑えるために、ジャーナルを独自の物理ボリュームに置く必要があります。ジャーナルが、バインディングジャーナル、データベース、トランザクションコーディネーターなど、他のファイルを書き込む可能性のある他のプロセスと共有するボリュームにあるとします。その場合、書き込み時にディスクヘッドがこれらのファイル間で素早く移動するため、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。 SAN を使用する場合、各ジャーナルインスタンスに独自の LUN ( 論理ユニット ) を指定する必要があります。 |
create-journal-dir |
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journal-type |
有効な値は
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journal-sync-transactional |
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journal-sync-non-transactional |
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journal-file-size |
各ジャーナルファイルのサイズ (バイト単位)。デフォルト値は |
journal-min-files | 起動時にブローカーが事前作成するファイルの最小数。既存のメッセージデータがない場合にのみ、ファイルが事前に作成されます。 定常状態でキューに格納する予定のデータ量に応じて、データ全体の量と一致するようにこのファイルの数を調整する必要があります。 |
journal-pool-files |
システムは必要な数だけファイルを作成します。ただし、ファイルを回収すると、
デフォルト値は |
journal-max-io | 常時 IO キューに格納できる書き込み要求の最大数を制御します。キューが満杯になると、領域が解放されるまで書き込みがブロックされます。
NIO を使用する場合、この値は常に |
journal-buffer-timeout | バッファーがフラッシュされるタイミングのタイムアウトを制御します。AIO は通常 NIO よりもフラッシュ率が高いため、システムは NIO と AIO の両方で異なるデフォルト値を維持します。
NIO のデフォルト値は 注記 タイムアウト値を長くすると、レイテンシーを代償にシステムのスループットを増やすことができる可能性があり、デフォルト値はスループットと待ち時間のバランスをうまくとるように選択されています。 |
journal-buffer-size |
AIO でのタイムアウトバッファーのサイズ。デフォルト値は |
journal-compact-min-files |
ブローカーがジャーナルを圧縮する前に必要なファイルの最小数。少なくとも 注記
値を |
journal-compact-percentage |
圧縮を開始するしきい値。 |