2.8. イン仮想マシン接続の設定
複数のブローカーが同じ仮想マシンに共存する場合 (HA) 設定の一部として、VM 内の接続を使用できます。イン仮想マシン接続は、ブローカーと同じ JVM で実行されているローカルクライアントでも使用できます。
前提条件
アクセプターおよびコネクターの設定を理解する必要があります。詳細は以下を参照してください。
手順
-
<broker_instance_dir>/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 新しいアクセプターを追加するか、既存のアクセプターを変更します。接続 URI で、
vm
をプロトコルとして指定します。以下に例を示します。<acceptors> <acceptor name="in-vm-acceptor">vm://0</acceptor> ... </acceptors>
前述の例のアクセプターに基づいて、ブローカーは ID が
0
のブローカーからの接続を受け入れます。他のブローカーは、同じ仮想マシンで実行している必要があります。(任意設定): 同様の方法でコネクターを設定できます。以下に例を示します。
<connectors> <connector name="in-vm-connector">vm://0</connector> ... </connectors>
前述の例の connector は、クライアントがクライアントと同じ仮想マシンで実行している ID が
0
のブローカーにイン VM 接続を確立する方法を定義します。クライアントはアプリケーションまたは別のブローカーになります。