第1章 テスト済みのデプロイメントモデルの概要


Red Hat は、定義済みのトポロジーセットを使用して Ansible Automation Platform 2.5 をテストし、独自のデプロイメントオプションを提供します。Ansible Automation Platform のすべてのコンポーネントをデプロイして、追加の操作不要ですべての機能を使用できるようにします。

Red Hat は、一連の定義済みのインフラストラクチャートポロジーまたはリファレンスアーキテクチャーに基づいて、Ansible Automation Platform 2.5 のインストールをテストしています。エンタープライズ組織は、エンタープライズトポロジーの 1 つを実稼働環境に使用して、最高レベルの稼働時間、パフォーマンス、継続的なスケーラビリティーを確保できます。リソースが制限されている組織または環境では、"グロース" トポロジーを使用できます。

Ansible Automation Platform は、さまざまなインフラストラクチャートポロジーやさまざまな環境構成でインストールできます。Red Hat は、公開されているリファレンスアーキテクチャー以外のトポロジーについては、完全にテストしていません。新しいデプロイメントには、常にテスト済みのトポロジーを使用してください。

1.1. インストールおよびデプロイメントモデル

次の表は、Ansible Automation Platform をインストールまたはデプロイするさまざまな方法を示しています。

表1.1 Ansible Automation Platform のインストールとデプロイメントモデル
モードインフラストラクチャー説明テスト済みのトポロジー

RPM

仮想マシンとベアメタル

RPM インストーラーは、RPM を使用してホストマシンにプラットフォームをインストールすることにより、Red Hat Enterprise Linux に Ansible Automation Platform をデプロイします。お客様は製品とインフラストラクチャーのライフサイクルを管理します。

コンテナー

仮想マシンとベアメタル

コンテナー化されたインストーラーは、ホストマシン上のコンテナー内でプラットフォームを実行する Podman を使用して、Red Hat Enterprise Linux に Ansible Automation Platform をデプロイします。お客様は製品とインフラストラクチャーのライフサイクルを管理します。

Operator

Red Hat OpenShift

Operator は、Red Hat OpenShift Operator を使用して、Red Hat OpenShift 内に Ansible Automation Platform をデプロイします。お客様は製品とインフラストラクチャーのライフサイクルを管理します。

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