第4章 管理ジョブ


Management Jobs は、システム追跡情報、トークン、ジョブ履歴、アクティビティーストリームなどの古いデータを Automation Controller から消去するのに役立ちます。

これは、特定の保持ポリシーがある場合、または Automation Controller データベースで使用されるストレージを減らす必要がある場合に使用できます。

ナビゲーションパネルから Automation Execution Administration Management Jobs を選択します。

Management jobs

次のジョブタイプをスケジュールして起動できます。

  • Cleanup Activity Stream: 指定した日数より前のアクティビティーストリーム履歴を削除します。
  • Cleanup Expired Sessions: データベースから期限切れのブラウザーセッションを削除します。
  • Cleanup Job Details: 指定した日数より前のジョブ履歴を削除します。

4.1. 以前のアクティビティーストリームデータの削除

データベース管理を容易にするために、Automation Controller データベースから古いアクティビティーストリームデータを削除する方法を説明します。

手順

  1. 古いアクティビティーストリームデータを削除するには、Cleanup Activity Stream の横にある起動アイコン ( Launch ) をクリックします。
  1. データの保存日数を入力し、Launch をクリックします。

4.1.1. 削除のスケジューリング

Automation Controller には、システムデータベースから削除対象としてマークされたデータを定期的に消去する管理ジョブが含まれています。

削除対象としてマークされたデータを確認する方法や、削除のスケジュールを設定する方法について説明します。

手順

  1. 特定のクリーンアップジョブの場合、Schedules タブをクリックします。

    Schedules tab

  2. ジョブ名 (この例では Cleanup Activity Schedule) をクリックして、スケジュール設定を確認します。
  3. Edit schedule をクリックして変更します。Create schedule をクリックして、この管理ジョブの新規スケジュールを作成することもできます。

    Create new schedule

  4. 以下のフィールドに適切な情報を入力して、Next をクリックします。

    • Schedule name 必須
    • Start date/time 必須
    • Time zone 入力した Start time はこのタイムゾーンの時間になります。
    • Repeat frequency: 更新頻度を変更すると、適切なオプションが表示されます。例外を指定して、対象外とするデータを指定することもできます。
    • Days of data to keep 必須 - 保持するデータの量を指定します。
  5. Details タブでは、選択した Local Time Zone でのスケジュールの詳細と、スケジュール実行のリストを表示します。

    注記

    ジョブは UTC でスケジュールされます。特定の時間に実行される繰り返しのジョブは、夏時間への切り替えまたは夏時間からの切り替えが発生すると、ローカルタイムゾーンに合わせて移動できます。

4.1.2. 通知の設定

管理ジョブに関連する通知を確認または設定するには、次の手順を使用します。

手順

  1. ナビゲーションパネルで Automation Execution Administration Management Jobs を選択します。
  2. Management Jobs ページで、通知を設定するジョブを選択します。

    存在しない場合は、自動化実行の使用通知テンプレートの作成 を参照してください。

    No notifications set

4.1.3. 期限切れセッションのクリーンアップ

システムパフォーマンスを維持するために、期限切れのユーザーセッションを Automation Controller から削除できます。

期限切れのセッションを削除するには、Cleanup Expired Sessions の横にある起動アイコン ( Launch ) をクリックします。

期限切れのセッションの消去スケジュールを確認または設定するには、アクティビティーストリーム管理ジョブ向けに記載されているのと同じ手順を実行します。詳細は、削除のスケジューリング を参照してください。

アクティビティーストリーム管理ジョブの 通知 で説明されているのと同じ方法で、この管理ジョブに関連する通知を設定または確認することもできます。

詳細は、自動化実行の使用通知機能 を参照してください。

4.1.4. 以前のジョブ履歴の削除

時間が経つにつれて、ジョブ履歴が蓄積され、Automation Controller サーバー上で大量のディスク領域が消費される可能性があります。ディスク領域を効率的に管理するために、指定した日数よりも古いジョブ履歴を自動的に削除するように Automation Controller を設定できます。

これを行うには、Cleanup Job Details の横にある起動 Launch アイコンをクリックします。

management jobs - cleanup job launch

データの保存日数を入力し、Launch をクリックします。

注記

Automation Controller リソース (プロジェクト、ジョブテンプレートなど) の最初のジョブ実行は、保持値に関係なく、Cleanup Job Details から除外されます。

古いジョブ履歴の消去スケジュールを確認または設定するには、アクティビティーストリーム管理ジョブ向けに記載されているのと同じ手順を実行します。

詳細は、削除のスケジューリング を参照してください。

また、アクティビティーストリーム管理ジョブの 通知の設定 で説明されているのと同じ方法で、この管理ジョブに関連付けられた通知を設定または確認することもできます。詳細は、通知機能 を参照してください。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat