17.3. クラスター環境のバックアップおよび復元
クラスター環境で Automation Controller をバックアップおよび復元する方法を説明します。
クラスター環境のバックアップと復元の手順は、次のいくつかの留意事項を除き、単一インストールと同様です。
クラスター環境のインストールの詳細は、インストールと設定 セクションを参照してください。
- 新規クラスターに復元する場合は、データベースにアクセスする際にはクラスター間で競合状態になる可能性があるので、以前のクラスターをシャットダウンしてから続行するようにしてください。
- ノードごとのバックアップは、バックアップと同じホスト名のノードにのみ復元されます。
既存のクラスターに復元する場合、復元には次の処理が含まれます。
- PostgreSQL データベースのダンプ
- データベースダンプに含まれる UI アーティファクト
-
Automation Controller 設定 (
/etc/towerから取得) - Automation Controller シークレットキー
- 手動のプロジェクト
17.3.1. 異なるクラスターへの復元 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
バックアップを別のインスタンスまたはクラスターに復元する場合、/etc/tower 配下の手動プロジェクトとカスタム設定は保持されます。ジョブ出力とジョブイベントはデータベースに保存されるため、影響を受けません。
復元プロセスでは、復元前に存在していたインスタンスグループは変更されません。新しいインスタンスグループが導入されることもありません。インスタンスグループに関連付けられた Automation Controller リソースを復元した場合、新しい Automation Controller クラスターのインスタンスグループに当該リソースを再度割り当てることが必要な可能性があります。
バックアップおよび復元操作を使用して Ansible Automation Platform インスタンスを別のクラスターまたは新しいホスト名セットに移行する予定の場合は、イベント駆動型 Ansible Controller に設定した Red Hat Ansible Automation Platform 認証情報はすべて破損し、ルールブックのアクティベーションが失敗します。復元操作が完了したら、接続を復元するために、Automation Controller URL と関連する認証情報を手動で編集および更新する必要があります。