5.3. アップグレード後


管理者は、アップグレード直後に、プラットフォーム全体の認証ゲートウェイ内のすべてのチームに割り当てられた権限を必ず確認する必要があります。

  • 移行されたチームメンバーが、ファイルシステムに基づき、Ansible Automation Platform 環境で正しいアクセス権を持っていることを確認します。
  • マージされたすべてのメンバーが実際に同じメンバーであることを確認します。権限が間違っている場合、アクセスの問題やセキュリティーの脆弱性が発生する可能性があります。
  • Ansible Automation Platform 2.6 へのアップグレードが完了すると、Automation Hub と Automation Controller システムの両方に存在するユーザーアカウントが統合され、データの移動後はプラットフォームゲートウェイ IAM がユーザーの信頼できる唯一のソースになります。
  • Automation Hub および Event-Driven Ansible ユーザーを再作成するか、Automation Controller から移動したユーザーにそれらのサービスを使用する権限を与える必要があります。

Automation Controller 2.6 へのアップグレードが完了したら、既存の Automation Controller の認証情報 (ユーザー名とパスワード) を使用して、アップグレード後のプラットフォームにログインできることを確認します。

注記

そのためには、Ansible Automation Platform 2.4 または 2.5 に管理者特権を持つ Automation Controller アカウントがなければなりません。

次の表は、アップグレード後の各ユーザーが次に実行すべきステップを示しています。

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アップグレード前のユーザータイプ:アップグレード後に実行するアクション:

Automation Controller 管理者 (Automation Hub アカウントなし)

Automation Controller のユーザー名とパスワードを使用してログインします。これで、プラットフォームゲートウェイ管理者になります。

Automation Controller の通常ユーザー (Automation Hub アカウントなし)

Automation Controller のユーザー名とパスワードを使用してログインします。これで、プラットフォームゲートウェイの通常ユーザーになります。

Automation Hub ユーザー (Automation Controller アカウントなし)

管理者にパスワードのリセットを依頼してください。新しいパスワードでログインすると、プラットフォームゲートウェイの通常ユーザーになります。Hub 関連の権限は保持されます。

Automation Controller と Automation Hub のユーザー (両方のサービスで同じユーザー名を使用)

Automation Controller のユーザー名とパスワードを使用してログインします。以前の 2 つのアカウントが統合され、プラットフォームゲートウェイの通常ユーザーになります。

SSO を持つ Automation Hub ユーザー (Automation Controller アカウントなし)

SSO 認証情報を使用してログインすると、プラットフォームゲートウェイの通常ユーザーになります。

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