第1章 テスト済みのデプロイメントモデルの種類
Red Hat は、定義済みのトポロジーセットを使用して Ansible Automation Platform 2.6 をテストし、推奨構成のデプロイメントオプションを提供しています。Ansible Automation Platform のすべてのコンポーネントをデプロイして、追加の操作不要ですべての機能を使用できるようにします。
Red Hat は、定義されたインフラストラクチャートポロジーのセットまたは参照アーキテクチャーを使用して、Ansible Automation Platform 2.6 のインストールをテストします。エンタープライズ組織は、実稼働デプロイメントにエンタープライズトポロジーの 1 つを使用できます。これにより、最高レベルのアップタイム、パフォーマンス、および拡張性が確保されます。リソースが制限されている組織または環境では、グローストポロジーを使用できます。
Ansible Automation Platform は、異なるインフラストラクチャートポロジーおよび環境設定にインストールできます。ただし、Red Hat は、公開された参照アーキテクチャー以外でトポロジーを完全にテストしません。Red Hat では、すべての新規デプロイメントにテスト済みのトポロジーを使用することを推奨しており、最小要件を満たすデプロイメントに対して商業的に妥当な範囲でのサポートを提供しています。
1.1. インストールおよびデプロイメントモデル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Ansible Automation Platform は、インフラストラクチャーと組織のニーズに応じて、インストールおよびデプロイメントオプションを多数提供しています。各インストールタイプのリファレンスには、サポートされているインフラストラクチャータイプと、テスト済みのトポロジーへのリンクが含まれています。
Ansible Automation Platform RPM インストーラーは 2.5 で非推奨となり、Ansible Automation Platform 2.7 で削除される予定です。既存のサポートされているトポロジーへの移行を支援するため、RPM インストーラーは、Ansible Automation Platform 2.6 のライフサイクル期間中、RHEL 9 上でサポートされます。アップグレードおよび移行パスの詳細は、アップグレードシナリオのサポートマトリックス を参照してください。
| モード | インフラストラクチャー | 説明 | テスト済みのトポロジー |
|---|---|---|---|
| コンテナー | 仮想マシンとベアメタル | コンテナー化されたインストーラーは、ホストマシン上のコンテナー内でプラットフォームを実行する Podman を使用して、Red Hat Enterprise Linux に Ansible Automation Platform をデプロイします。お客様は製品とインフラストラクチャーのライフサイクルを管理します。 | |
| Operator | Red Hat OpenShift | Operator は、Red Hat OpenShift Operator を使用して、Red Hat OpenShift 内に Ansible Automation Platform をデプロイします。お客様は製品とインフラストラクチャーのライフサイクルを管理します。 | |
| RPM | 仮想マシンとベアメタル | RPM インストーラーは、RPM を使用してホストマシンにプラットフォームをインストールすることにより、Red Hat Enterprise Linux に Ansible Automation Platform をデプロイします。お客様は製品とインフラストラクチャーのライフサイクルを管理します。 |