23.4. パッチリリースのローリング更新


警告

この動作は現在プレビューモードとなっており、実稼働環境での使用は推奨されません。

同じ major.minor リリースストリームの新しいパッチバージョンにアップグレードするときにローリング更新を許可する Red Hat build of Keycloak 互換性コマンドを設定できます。

Compatibility check コマンドでこの動作を有効にするには、以下の例のように feature rolling-updates:v2 を有効にします。

bin/kc.[sh|bat] update-compatibility check --file=/path/to/file.json --features=rolling-updates:v2
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metadata コマンドを使用して メタ データを生成する際に必要な変更はありません。

推奨される設定:

  • ロードバランサーでスティッキーセッションを有効にして、ユーザーが異なるバージョンの Red Hat build of Keycloak 間でバウンスするのを回避します。これにより、ユーザーはアップグレードの進行中にアカウントコンソールと管理 UI を複数回更新する必要がある場合があります。

ローリング更新時にサポートされる機能:

  • ユーザーは、OpenID Connect クライアントのログインおよびログアウトが可能です。
  • OpenID Connect クライアントは、トークンの更新やユーザー情報エンドポイントのクエリーなど、すべての操作を実行できます。

既知の制限

  • パッチリリースでアカウントコンソールまたは管理 UI に変更が加えられ、ユーザーがアップグレード前またはアップグレード中にアカウントコンソールまたは管理 UI を開いた場合、ユーザーにはエラーメッセージが表示され、アップグレード中またはアップグレード後にブラウザーへの移動中にアプリケーションの再読み込みが求められる場合があります。
  • Red Hat ビルドの Keycloak の 2 つのパッチリリースが組み込み Infinispan の異なるバージョンを使用する場合、Red Hat ビルドの Keycloak のローリング更新は実行されません。
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